初診時の処方制限について
- WeClinic院長ベトリッジ クリス先生精神科医
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概要
オンライン診療では初診時の処方に制限が設けられています。特に、麻薬および向精神薬については、初診時に処方することができません。後述以外の精神科関連の医薬品については、初診時に処方可能とされています。この記事では、処方制限のある医薬品について記していきます。
- 目次
- 初診時に処方できない医薬品の種類
- どれくらいの期間は処方できるのか?
- ほかで通院しているが、今回だけ処方してもらえるか?
- こちらに転院したいが、これまでと同じ処方はもらえるか?
- 初めて精神科にかかるが、必ず薬を服薬しなければいけないか?
- 再診時は?
初診時に処方できない医薬品の種類
(リンク参照)
第一種
・アイオナールNa注
・リタリン/コンサータ
・モディオダール
第二種
・イソミタール
・レベタン注.坐剤/ノルスパンテープ
・サイレース錠.注・ソセゴン錠.注
・ラボナ
第三種
・ソラナックス/コンスタン
・ユーロジン
・デパス
・セレナール
・ドラール
・セパゾン
・リーゼ
・ランドセン/リボトリール
・マイスタン
・メンドン
・バランス/コントール
・ホリゾン/セルシン
・ダイアップ坐剤
・アモバン/アモバンテス
・マイスリー
・ハルシオン
・ベンザリン/ネルボン
・バルビタール
・ソメリン
・フェノバール
・ノーベルバール注/ルピアール坐剤/ワコビタール坐剤
・アストモリジン/トランコロンP/ベゲタミンA B
・ヒダントールDEF/複合アレビアチン
・エリスパン ダルメート
・レンドルミン
・レキソタン
・セニラン坐剤
・ベタナミン
・サノレックス
・ドルミカム/ミダフレッサ注
・レスミット
・アネレム注
・メイラックス
・ワイパックス/ロラピタ注
・エバミール/ロラメット
どれくらいの期間は処方できるのか?
初診時は、どの種類の医薬品も最大7日分しか処方できません。しかし、再診以降では、通常の診療通りに処方することが可能です。
ほかで通院しているが、今回だけ処方してもらえるか?
通常の診療と同じように、ご希望の処方が出せるかどうかは、診察する医師の判断によります。なお、オンライン診療では処方の種類および日数に制限がありますので、ご留意ください。
こちらに転院したいが、これまでと同じ処方はもらえるか?
通常の診療と同じように、ご希望の処方が出せるかどうかは、診察する医師の判断によります。なお、オンライン診療では処方の種類および日数に制限がありますので、ご留意ください。
初めて精神科にかかるが、必ず薬を服薬しなければいけないか?
必ずしも服薬する必要はありません。もし医薬品に抵抗があれば漢方を試したり、カウンセリングのみを受けることも可能です。
再診時は?
再診時は、通常の診察と同じように処方することができます。ただし、向精神薬については、通常の診療と同じように、投薬日数の制限があります。
ベトリッジ クリス先生
精神科医