はい、患者様の症状や状態、診療に必要な情報、通信環境などによっては、オンライン診療を受けられない場合があります。
オンライン診療は、対面診療のような触診、聴診、採血、画像検査などをその場で行うことができません。そのため、オンライン診療で安全かつ適切に診察できるかを医師が個別に判断します。診察中であっても、対面での診察や検査が必要と判断された場合は、オンライン診療を中止し、対面診療またはほかの医療機関への受診をご案内することがあります。
緊急性の高い症状がある場合
生命や身体に危険が及ぶ可能性がある場合や、緊急の対応が必要な場合は、オンライン診療では十分な対応ができません。意識がもうろうとしている、けいれんしている、呼吸が苦しい、激しい胸痛がある、大量にお薬を服用したなど、緊急性が高い症状がある場合は、オンライン診療を予約せず、119番へ連絡するか、速やかに救急医療機関を受診してください。
また、自分やほかの人を傷つけるおそれが差し迫っている場合など、患者様や周囲の方の安全を直ちに確保する必要がある場合も、オンライン診療より緊急対応が優先されます。患者様お一人で対応することが難しい場合は、ご家族や周囲の方にも協力を求めてください。
対面での診察や検査が必要な場合
身体の状態を直接確認する必要がある場合、採血や画像検査などが必要な場合、オンライン診療だけでは症状の原因や重症度を十分に評価できない場合は、対面診療をご案内することがあります。
精神科・心療内科の症状に加えて、発熱、強い頭痛、胸痛、息苦しさ、意識の変化などの身体症状がある場合は、精神的な不調だけが原因とは限りません。身体疾患の確認が必要と医師が判断した場合は、内科や救急医療機関など、症状に応じた医療機関への受診をご案内します。
診察に必要な情報を確認できない場合
本人確認ができない場合や、症状、治療歴、服薬状況など、診療に必要な情報を十分に確認できない場合は、オンライン診療を行えないことがあります。
ほかの精神科・心療内科へ通院している方や、複数の医療機関からお薬を処方されている方は、受診前の問診票へ通院先、診断名、服用中のお薬などを分かる範囲で詳しくご記入ください。お薬手帳、処方箋の控え、お薬の袋、紹介状、診療情報提供書、検査結果などをお持ちの場合は、診察時に確認できるようご準備ください。
映像や音声で診察できない場合
オンライン診療は、医師と患者様が映像と音声を通じて、お互いの状態をリアルタイムで確認しながら行います。メールやチャットなど、文字情報だけで診察することはできません。
カメラやマイクが使用できない場合、通信が頻繁に途切れる場合、映像や音声が不鮮明で診察に必要なやり取りができない場合は、診察を開始または継続できないことがあります。静かでプライバシーが保たれ、安定したインターネット通信を利用できる場所からご参加ください。
医師がオンライン診療を適切ではないと判断した場合
オンライン診療を受けられるかどうかは、病名だけで一律に決まるものではありません。現在の症状、症状の経過、治療歴、服薬状況、身体の状態、診察時に得られる情報などを踏まえて、担当医師が個別に判断します。
ご予約が完了している場合でも、診察の結果、オンライン診療では安全かつ適切な診療が難しいと判断された場合は、対面診療やほかの医療機関への受診をご案内することがあります。オンライン診療で受診できない場合があることを、あらかじめご了承ください。
公的機関の参考情報
オンライン診療を利用できる条件や安全上の注意点については、以下の公的機関の情報もあわせてご確認ください。