お薬がなくなる直前ではなく、残りが7日分程度になった時点を目安に、余裕をもって次回の診察をご予約ください。「7日前」は法令で定められた期限ではありませんが、希望する日時の予約が取れない場合や、診察後に処方内容の確認、決済、薬局での受付・服薬指導・調剤などが必要になることを考慮した推奨目安です。
残薬がなくなる当日の受診は避けてください
オンライン診療を受けても、必ずお薬が処方されるとは限りません。診察を担当する医師が、現在の症状、治療経過、服薬状況、お薬の効果や副作用、残薬数、ほかのお薬との重複や飲み合わせなどを確認し、処方の必要性、お薬の種類、用量、処方日数を判断します。診察の結果、処方内容が変更される場合、処方を見合わせる場合、対面診療や検査が可能な医療機関への受診をご案内する場合もあります。
また、予約枠の空き状況、通信障害、本人確認書類や保険資格情報の不備、決済手続き、薬局の営業時間や在庫状況などにより、診察を受けた当日にお薬を受け取れないことがあります。そのため、残薬がなくなる当日や前日の受診ではなく、日数に余裕がある段階で予約してください。
次回受診日を残薬から逆算してください
診察後は、処方された日数と現在の残薬数を確認し、お薬がなくなる予定日を把握してください。例えば、残薬が20日分ある場合は、そのまま20日後まで受診を待つのではなく、予約状況や薬局での手続きに必要な日数を考慮し、残りが7日分程度になる前に予約を確認しておくことをおすすめします。
ただし、医師から次回受診日を指定されている場合は、その指示を優先してください。症状や副作用を早めに確認する必要がある場合、新しいお薬を開始した場合、服用量を変更した場合などは、残薬が十分にあっても、医師が短い間隔での受診を案内することがあります。
診察時に残薬数を正確にお伝えください
診察時には、お薬ごとの残薬数を医師へ正確にお伝えください。飲み忘れ、服用回数の変更、自己判断による中断などがあると、処方日数と実際の残薬数が一致しないことがあります。残薬を確認せずに追加処方を受けると、必要量を超えてお薬を保有し、重複服用や過量服薬につながるおそれがあります。
現在服用しているお薬について、お薬の名称、1回の服用量、1日の服用回数、現在の残薬数、最後に服用できる予定日を問診票へ入力してください。最新のお薬手帳、薬袋、調剤明細書、処方内容を確認できるアプリ画面などもご準備ください。ほかの医療機関から処方されたお薬、市販薬、漢方薬、サプリメントを使用している場合も、診察時にすべてお伝えください。
自己判断で服用量を調整しないでください
次回の診察までお薬が足りない可能性がある場合でも、自己判断で服用回数を減らしたり、錠剤を分割したり、服用を中止したりしないでください。また、お薬を長くもたせる目的で、指示された用法・用量を変更することも避けてください。お薬によっては、急な減量や中止により症状や体調に影響が生じる場合があります。
すでにお薬がなくなっている場合や、次回の予約日までに不足することが分かった場合は、可能な限り早く診察をご予約ください。ただし、お問い合わせフォーム、メール、LINE、チャットなどでお薬の追加処方を依頼することはできません。処方には医師の診察と医学的判断が必要です。
処方箋の使用期間にもご注意ください
保険医療機関から交付される処方箋の使用期間は、原則として交付日を含めて4日以内です。土曜日、日曜日、祝日も4日間に含まれます。診察を早めに受けても、処方箋の使用期間内に薬局で受付を完了できなければ、原則としてその処方箋で調剤を受けることができません。
診察後に処方箋の案内を受け取ったら、使用期間と送付先の薬局を確認し、早めに薬局での受付やオンライン服薬指導の手続きを行ってください。長期の旅行など特別な事情がある場合は、診察後ではなく、必ず診察時に医師へご相談ください。医師が処方箋に別の使用期間を記載した場合は、記載された日まで有効となります。
次回受診を待たずに相談したほうがよい場合
服用後に強い眠気、ふらつき、発疹などの気になる症状が出た場合、症状が急に悪化した場合、誤って多く服用した場合などは、残薬数や次回予約日にかかわらず、医師または薬剤師へご相談ください。緊急性が高い症状がある場合は、オンライン診療の予約を待たず、119番への連絡またはお近くの救急医療機関への受診をご検討ください。