心療内科・精神科に行くべき人とは?基準となる症状を解説【行ってはいけない人は?】 ウィーミート公式 更新日 2024/12/19 心療内科・精神科に行くべきか悩んでいる方へ メンタルに不調を感じたとき、すぐに心療内科や精神科、メンタルクリニックを受診できる人は多くありません。 「どんな人が行くべきなのか?」「自分は行くほどなのか?」という疑問から調べ始めると、「行ってはいけない」と言っている人がいたり、通院歴がつくデメリットを挙げている人がいたりと、腰が重くなる情報もネット上に溢れています。 ですが、心療内科・精神科に行ってはいけない人はいません。 たしかに通院歴や薬への依存などのデメリットもありますが、早期受診をせず、メンタルや体調が悪化してしまうことの方が大きなリスクです。 本記事では、「どんな人が心療内科・精神科に行くべきなのか?」という基準と目安を症状別に紹介して、はじめて受診される方(受診経験のない方)が知っておくべき重要なポイントを解説します。 目次心療内科・精神科に行くべきかの基準・目安心療内科・精神科の初診患者さんによくある悩みオンライン診療も一つの手段 心療内科・精神科に行くべきかの基準・目安 まずは一般的な基準・目安のチェックリストを紹介します。 これらの症状が1つでも見られる時は、基本的に心療内科・精神科に相談して問題ありません。 「この程度で行ってはいけないのでは?」「我慢の範囲」と思わず、悩みがある際はまず先生に相談しましょう。 心の症状 情緒が乱れやすい 小さなことでも不安になってしまう、止まらない ネガティブな考えが止まらない、落ち込みやすい(特に2週間以上続いている場合) 作業や会話に集中できなくなった 意欲が湧かない 趣味を楽しめない、やる気が起きない イライラして落ち着かない 自分に自信がなく、他人に迷惑をかけている感覚 他人が怖い 神経が過敏、過度な緊張 睡眠に出る症状 寝ようとしても眠れない(特に布団に入ってから30分以上寝付けない場合) 夜中に目が醒める 予定より早く目が覚め、再び寝ることができない ちょっとした刺激(光、音)ですぐに目覚める 常に眠く、長時間(1日中)眠ってしまう 食事に出る症状 食欲がなく、体重が減っている 何も食べられない 過食をしてしまう、吐いてしまう 食事が美味しい、楽しいと感じられなくなった 行動に出る症状 身だしなみに注意できなくなってきた 他人と接触したくなくなった 上手く喋れなくなった 身体に出る症状(※上述の精神的症状と併発の場合) ※ 上述の症状と併発して、身体にも次のような症状が出る場合です。例えば、ただの頭痛の場合は心療内科・精神科を受診する必要はありません。ただし、身体表現性障害のように精神的な負担が身体の症状として出る場合もありますので、内科で治療を受けても改善しない場合は精神科の受診が必要になる場合もあります。 頭痛、肩こり めまい、耳鳴り 動悸、息苦しさ 喉の違和感 慢性的な腹痛 消化器官の不調、下痢 吐き気 疲れやすくなった 性欲の不振 生理の不順 \アプリDL不要・1分で予約・夜間診療あり/ 今すぐLINEで保険診療予約 心療内科・精神科の初診患者さんによくある悩み 結局、行くべきなのか? 「心療内科・精神科に行くべきかの基準・目安」に当てはまっていても、予約の決心をするのはとても難しいです。また、基準にはない悩みの場合も、先生が取り合ってくれるか心配になるものです。 ですが、受診するかどうかを悩んでこの記事を読んでいる時点で、精神的な症状に由来するお悩みが日常生活に支障をきたしていることが多いです。 「これくらいで行ってもいいのか?」は実際に初めての患者さんに多い悩みですが、それを判断するために不調を感じたら受診するものだと考えましょう。 繰り返しにはなりますが、心療内科・精神科に行ってはいけない人はいません。 心療内科・精神科のデメリットは?通院歴はマイナスになる? 行くべきか、行かない方がいいかを考える際、心療内科・精神科を受診することのデメリットを把握しておくことも重要です。 通院がマイナスになりうるケースとして、住宅ローン・生命保険加入・転職の3つが挙げられます。順番に説明しますが、これらの事項は法律や社会の変化にともなって改善されつつあることも把握しておきましょう。 住宅ローン 住宅ローンを組む際、多くの場合「団体信用生命保険(団信)」への加入が義務付けられますが、団信では「3年以内の通院歴(病歴)があるか」という点で審査がなされます。そのため、多くの場合で3年以上前の通院や入院歴等の情報は伝える必要はありません。 加えて、現代社会に対応する形で、加入条件が厳しくない保険や保険加入不要なローンもあるため、直近の計画がない限りは気にする必要がありません。 生命保険 生命保険も、上記と似ており「5年以内の通院歴(病歴)があるか」という点で審査がされることが多いです。 転職 転職時の面接で通院歴が尋ねられるという情報もありますが、基本的に通院歴は個人情報であり、現代ではほとんど質問されないものだと考えて問題ありません。 厚生労働省のガイドラインでは、メンタル疾患に関する質問は原則として禁止されており、企業もそれを遵守する必要があります。※ ただし、業務に大きな影響を及ぼす可能性がある業種では、質問することが許される場合があります。たとえば、パイロットがうつ病を患っている場合、業務中に事故を引き起こすリスクが高まるため、疾患に関する質問が許される可能性があります。 また、通院歴が会社にバレることもありませんが、健康診断書などで持病が会社に開示される可能性はあります。健康診断の際には、既往歴や持病などについて自己申告をする項目があります。 早期受診が早期治療につながる ここまで受診を強く勧めてきましたが、風邪などと同様に、精神的な症状の不調も早く対処をすることで早く良くなることが多いのです。 特にうつや不眠の症状は、早期での対処が非常に重要です。精神症状は放置すると、さらに重症化・慢性化する場合があります。 ・・・とは言っても、「薬に依存するのが怖い」「一回行ってしまったら戻れないんじゃないか?」という怖さは付きまとうもの。実際に「行ったら終わり」という声も不安を駆り立てます。 しかし、初診では希望すれば薬を処方しない療法を選択することもできます。まずは今の状態を先生に判断してもらうために、行くべきか悩んでいる今、ぜひ予約を検討してみてください。 \アプリDL不要・1分で予約・夜間診療あり/ 今すぐLINEで保険診療予約 心療内科と精神科の違いは?どっちに行けばいいの? 予約をするにあたって、心療内科、精神科、メンタルクリニックのどこを受診すべきかに悩む方も多いです。 【心療内科・精神科・メンタルクリニックの違いをわかりやすく】 心療内科:精神的症状に起因する身体の不調(吐き気、頭痛、腹痛、下痢など) 精神科:精神的症状自体の不調(落ち込み、イライラ、不眠など) メンタルクリニック:心療内科や精神科を標榜する診療所のこと ですが、心療内科も精神科もメンタルヘルスを扱うことから、通いやすさなどから選べば問題ありません。 オンライン診療も一つの手段 実は「予約の取れない」心療内科・精神科 ここまで読んでいただいて予約をしてみようと思った方に、一つ注意点があります。 それは、心療内科や精神科の予約が取りづらいことです。地域によっては、初診予約が1〜数ヶ月先の病院も多いです。 また、電話予約しか受け付けていない病院も多いです。 オンライン診療とは? せっかく受診してみようと決心したのに、予約が取れなかったり数ヶ月待つことになると足が遠のいてしまいます。 そこでおすすめなのが、オンライン診療です。 スマートフォンやタブレット、パソコンなどを使って、自宅等にいながら医師の診察や薬の処方を受けることができる診療です(厚生労働省)。 オンラインだと診療の質が落ちるのでは? 実は、約9割の医師が、オンライン診療を取り入れることによって、患者に提供する医療全体の質は「良くなる」「どちらかといえば良くなる」「変わらない」と回答しています。 株式会社メドレー「オンライン診療の実態調査」より オンライン診療ならWeMeetがおすすめ! WeMeetの特徴 ① えらべる診療医師によるオンライン/対面診療の他、心理士によるオンラインカウンセリングがございます。体調や状況に合わせて選択していただけます。 ② ムリなく継続1分で簡単にWEB予約ができるので、24時間いつでもご予約・日程変更が可能です。お財布にやさしい保険診療で、無理なく継続できます。保険診療も可能です。 \アプリDL不要・1分で予約・夜間診療あり/ 今すぐLINEで保険診療予約 WeMeetでのオンライン診療の流れ WeMeetでのオンライン診療の流れをご説明します。 医師を選び、ネットで予約する 問診票の記入 予約の確定 医師によるオンライン診療 クレジットカードで簡単決済 お薬の受け取り(最短翌日) \アプリDL不要・1分で予約・夜間診療あり/ 今すぐLINEで保険診療予約 本記事のまとめ 本記事では、心療内科・精神科に行くべき人の目安について説明をしました。 「この程度で行ってもいいのか」など、初めて心療内科・精神科を受診する方には不安がつきまといますが、デメリットを把握した上で、早期の受診をすることが重要です。 ネット上には「心療内科・精神科に行ってはいけない?」と煽る情報もありますが、心療内科・精神科に行ってはいけない人はいません。 最後に、オンラインですぐに予約が取れるオンライン診療のご紹介もしました。この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。 アプリのDL不要 1分で予約 夜間診察あり 診療(ビデオ通話)、お薬の服薬指導と受取が お財布に優しい保険診療で受けられます。LINE登録はこちら ウィーミート公式 心療内科・精神科のコラム