心理カウンセリングとは?心療内科・精神科との関係や保険適用外で高い理由を解説 ウィーミート公式 更新日 2025/02/19 カウンセリング・心理カウンセリングをご存知でしょうか。 心理カウンセリングは保険適用外で心理カウンセラーが行うものですが、インターネット上には保険適用で心療内科・精神科の治療の一部であると誤って説明されていることもあります。 本記事では、心理カウンセリングの内容と、心療内科・精神科との関係や違いについてわかりやすく解説を行います。 目次心理カウンセリングとの関係心理カウンセリングについて心理カウンセラーの選び方・ポイント心理カウンセリングを保険適用で受ける方法オンラインの心理カウンセリングを受けるならWeMeet 前提:心療内科・精神科は保険適用?心理カウンセリングとの関係 心療内科や精神科は保険診療 心療内科や精神科の診療は、基本的に保険適用です。 ただし、次の場合には保険適用外となったり、自費+保険の混合診療になります。 保険適用外の場合① 保険証がない場合・健康保険を使わない場合 保険証がない場合は自費(10割負担)で受診できます。 なお、保険証を忘れた場合などは、後日持参して保険適用で精算を受けることが可能なことが多いです。(ただし、WeMeetでは後日精算が不可能です。) 保険適用外の場合② 保険適用外の診療を受ける場合 心療内科や精神科の診療の中にも、自費診療のものがあります。 比較的新しい技術でまだ保険診療の承認を受けていない診療(昔の光トポグラフィー検査やTMS治療など)、心理カウンセリングなどが自費の対象です。 心理カウンセリングと心療内科・精神科診療の関係は? したがって、心理カウンセリングとは精神科治療の一つの方法で、精神科・心療内科で患者さんが保険適用外(自費)の相談を行うものと説明することができます。 初診の前段階として、治療をすべきか迷っている患者さんが自身の悩みを整理したり人に打ち明けるという目的で実施されることもあります。 しかし、心理カウンセリングは医師ではなく心理士によって行われるものであり、自費診療であることも踏まえると心療内科や精神科の診療と分けて考えるのが良いでしょう。また、医療機関だけでなく、公共機関や福祉機関など様々な場所で受けることができます。 では、どのような人が診療ではなく心理カウンセリングを受けるべきなのか?を次に説明します。 心理カウンセリングについて 心理カウンセリングとは? 心理カウンセリングとは、心理学的専門知識を持つ心理カウンセラーとの対話を通して、心理的な課題や悩みを整理し、自己理解を深めることを目指すものです。 1回きりではなく、継続的に面談を繰り返すことで問題解決や目標達成を目指します。1年以上継続する方もいます。 ただし、医療機関によっては初診前に医師が心理カウンセリングをおすすめすることもあり、様々な場合に実施されます。 心療内科・精神科診療と心理カウンセリングの違い 上述の通り、心療内科や精神科に通うことがカウンセリングと認識している方も多いですが、実は全く異なります。 心療内科・精神科医療が初診30分程度、再診5〜10分程度で薬物療法を中心に治療を行うことが多いのに対し、心理カウンセリングでは30分以上の対話を中心にじっくりと相談者の悩みを整理・解決することを目指します。医療は医学的、心理カウンセリングでは心理学的なアプローチが取られるとも表現されます。 また、医療は医師が担当するのに対し、心理カウンセリングは心理カウンセラー(臨床心理士や公認心理師など)が行います。 心理カウンセリングの料金:高い理由は? カウンセラーや機関によって大きく異なりますが、目安は30分〜60分で5,000円〜15,000円程度となっています。 心療内科・精神科に比べて高い理由は、保険適用外であること、心療内科や精神科の診療よりもじっくりと対話をすることが主眼に置かれていることが挙げられます。 心理カウンセリングを受けるのがより望ましい方 明確な精神疾患の診断が必要ない方 うつ病や不安障害などの診断が出ているわけではなく、精神的な悩みを相談したい 気分の浮き沈みがあるが、日常生活には支障がない 自分の考え方や行動のパターンを整理したい方 ネガティブな思考を変えたい 仕事や人間関係などのストレスにどう対処するか考えたい 感情のコントロール方法を学びたい 生活に影響はあるが、薬を使わずに解決したい方 まずは薬を使わずにストレスや症状に対処したい トラウマや過去の経験を整理してもらいたい方 過去の出来事について話しながら、自分の気持ちを整理したい 誰かに話を聞いてもらいたいが、友人や家族には相談しにくい 重大な症状(幻覚・妄想・極端な気分の変動)がない方 気分の落ち込みや不安はあるが、現実検討能力は保たれている 仕事や学校に行けるが、ストレスが溜まりやすい 精神科の受診に抵抗があるが、心のケアが必要な方 「精神科に行くほどではない」と思うが、誰かに相談したい 精神科に行くのは不安だが、カウンセリングなら受けてみたい 心理カウンセラーの選び方・ポイント カウンセラーの資格で選ぶ 臨床心理士や公認心理師の資格を重視する選び方です。 カウンセラーは自称することもできますが、臨床心理士は民間資格、公認心理師は国家資格で、どちらも心理カウンセリングに関する知識を豊富に有していることの証明になります。 カウンセラーの方針・得意領域で選ぶ カウンセラーによって、「話を傾聴する」「物事の考え方にアプローチする」など様々なカウンセリング方針があります。 また、仕事関係・人間関係・犯罪関係・・・など得意領域も異なります。 カウンセラーの経験・経歴で選ぶ 様々な資格のカウンセラーがいるからこそ、経験や経歴で選ぶことも重要です。 一度相談してみて相性で選ぶ 最も重要なのが相性です。一度相談をしてみて、信頼でき解決に向かいそう、という感覚的な面で最後は選びましょう。 心理カウンセリングを保険適用で受ける方法 結論を書くと、心理カウンセリングを保険適用で受ける方法はありません。 ただし、うつ病などの治療方法として保険診療の認知療法・認知行動療法(CBT)などを医師から受ける場合は保険適用となります。 これらは精神療法で、対話による手法で治療を行うものですが、これが本記事で説明した「心理カウンセリング」と混同して使われています。 「カウンセリング」という言葉に厳密な定義がなく、厚生労働省からも「医師やカウンセラーが心の悩みを聞き、こころの専門家としての視点から指導や援助を行う治療(厚生労働省)」と謳われているため混同・誤用が起きている状況です。 しかし、本記事で紹介したようないわゆる心理カウンセリングは、保険適用で受けられません。 オンラインの心理カウンセリングを受けるならWeMeet 心理カウンセリングはオンラインでも受けられます。 WeMeetでは25分間3,400円(2025年1月時点)と比較的安価でオンラインカウンセリングを受けられます。 WeMeetの特徴 ① えらべる診療医師によるオンライン/対面診療の他、心理士によるオンラインカウンセリングも実施しています。 ② ムリなく継続1分で簡単にWEB予約ができるので、24時間いつでもご予約・日程変更が可能です。 \アプリDL不要・1分で予約/ ウィーミートで予約する 本記事のまとめ 本記事では、誤解されがちな心理カウンセリングについて、心療内科や精神科治療との違いを中心に内容や金額、選び方のポイントなどを解説しました。WeMeetではオンラインで比較的安価に心理カウンセリングを受けることができます。本記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。 アプリのDL不要 1分で予約 夜間診察あり 診療(ビデオ通話)、お薬の服薬指導と受取が お財布に優しい保険診療で受けられます。LINE登録はこちら ウィーミート公式 心療内科・精神科のコラム