「心療内科・精神科に行くのが怖い」ためらっている方へ【服薬についても解説】 ウィーミート公式 更新日 2025/02/05 心療内科・精神科に行くのが怖い 「不眠の症状が続いていて辛い」「会社に行くのが辛い」 ・・・「でも、精神科に行くのは少し怖い。行きたくない。」 など、症状を感じているものの、心療内科や精神科への通院と聞くとハードルが上がってしまうものです。 また、服薬に対して抵抗のある方も少なくありません。 本記事では、どのタイミングから心療内科や精神科への通院を検討すべきなのか、実際に初診に行ったらどうなるのか、デメリットはあるのかなど、心療内科や精神科へ行くのが怖いと感じる方に向けて、不安を取り除いて正しく判断するための情報をお伝えします。 目次初めての心療内科・精神科は怖いもの?心療内科・精神科は怖いところではない?何をするところ?心療内科・精神科の薬が怖い、服薬に抵抗感がある方へオンライン診療について \アプリDL不要・1分で予約/ ウィーミートで保険診療を予約する 初めての心療内科・精神科は怖いもの? 心療内科・精神科受診へのためらい うつ病の治療のために心療内科・精神科を受診した人への調査では、受診に少しでもためらいを感じた人の割合は53.6%でした。実際に約半分以上の人はためらいを感じており、受診を怖いと感じることは不自然なことではありません。 株式会社QLife「うつ病患者は『医療機関での治療』をどう捉えているか 調査報告書」(p.5)より 自己認識の度合い そのうち、「自分はうつ病ではないか」と考えていたか?という質問に対して、「おそらくうつ病」と考えていた人が39.6%、「可能性もある」が37.6%、「まったく予想外」が20.9%でした。 株式会社QLife「うつ病患者は『医療機関での治療』をどう捉えているか 調査報告書」(p.4)より 心療内科・精神科受診のきっかけ では、まったく予想外でためらいを感じる人もいる中で、どんなきっかけで受診をしたのか?については、次のような回答が挙げられました。 治したい気持ちが増大した ためらいが減少した 「証明」欲しさ 自殺回避 職場の勧め 他科医師の勧め 家族の勧め 友人その他の勧め 株式会社QLife「うつ病患者は『医療機関での治療』をどう捉えているか 調査報告書」(p.6)より 日本のうつ病の有病率 少し古い2004年のデータですが、日本では生涯に約15人に1人、過去12ヶ月間には約50人に1人がうつ病を経験しています。 しかし、うつ病にかかっている人の約75%は、病気で悩んでいても気づかなかったり、医療機関を受診しづらかったりして、医療を受けていない状況です。 厚生労働省「うつ病を知っていますか?(国民向けパンフレット案)」より 先行調査のまとめ これらはうつ病についての調査ですが、実際にはうつ病以外の精神疾患についても同様に、 症状をきたしながらも、その悩みに気づかなかったり、心療内科や精神科を受診するのが怖い・ためらいがあるという意見で受診をしない人が多い現状が読み取れます。 本記事はむやみに診療を促す立場ではありませんが、記事を読んでいて少しでも心当たりのある方は、ぜひこのまま読み進めてみてください。 心療内科・精神科は怖いところではない?何をするところ? 何科を選ぶべき?心療内科と精神科の違いは? まずは、心療内科・精神科の違いについてご紹介します。 心療内科:主に心と体が関わる症状(心身症)を扱い、心理療法やストレスマネジメントを行いながら、必要に応じて内科的な治療を組み合わせます。→ 身体の症状があるが原因が分からない場合に受診(例: ストレスで胃が痛い、検査では異常がないのに身体症状が続く) 精神科:主に心の病気(精神疾患)を専門とし、心理的な症状や行動に焦点を当てて必要に応じて薬物療法や精神療法を行います。→ 心の不調が中心の場合に受診(例: 気分が落ち込み続ける、不安が強い、幻覚や妄想がある、等)※ メンタルクリニック:心療内科や精神科を標榜する診療所のこと 迷った場合は、最初にどちらかを受診し、必要に応じて適切な診療科へ紹介されることも多いです。 また、どうしてもハードルが高い方で身体の不調が見られる方は、内科を受診することも可能です。 心療内科や精神科の初診では何をする? 心療内科・精神科の初診では、基本的には医師が診察でじっくりお話を伺います。 必ずしも服薬や血液検査・心理検査は必要ではないので、悩みがある方・服薬や検査が怖い方にはハードルを感じずに受診することをおすすめしています。 初診の流れや内容について以下の記事に詳しく紹介しているので、不安な方はぜひご覧ください。 心療内科・精神科の初診について【流れ・話すこと・聞かれることを解説】 心療内科・精神科に行く基準や行くべき人・デメリットは? 患者さんのよくある悩みに「この程度で行ってもいいのか?」があります。 ですが、精神的な症状に由来するお悩みが少しでも日常生活に支障をきたしている方は心療内科・精神科に相談して問題ありません。 特にうつや不眠の症状は、早期での対処が非常に重要です。精神症状は放置すると、さらに重症化・慢性化する場合があります。 怖いと感じてためらう方も多いですが、早期受診をせず、精神的な症状や体調が悪化してしまうこともあるので、適切なタイミングで受診をすることが重要です。 また、住宅ローンや生命保険の審査に影響があるというデメリットを把握することも重要です。 以下の記事で基準・デメリット等について詳しく解説しています。 心療内科・精神科に行くべき人とは?基準となる症状を解説【行ってはいけない人は?】 心療内科・精神科の薬が怖い、服薬に抵抗感がある方へ インターネットには「薬漬けにされるのでは?」という不安の声もあります。 しかし、薬物療法にあたっては、医師も患者さんの意見を重視して慎重に実施をします。 服薬に抵抗感がある場合は、まずその旨を医師に伝えましょう。心療内科や精神科では、精神療法など服薬を伴わない治療方法があります。 また、薬の処方にあたっても、医師から具体的な作用の説明がありますし、風邪薬と同様に自身の低下している力を戻す薬も多いため、一般的な悪いイメージの薬ばかりでないことも知っておきましょう。 オンライン診療について それでも抵抗感のある方やお時間の取れない方、ハードルを感じる方にオンライン診療についてご紹介します。 オンライン診療とは? スマートフォンやタブレット、パソコンなどを使って、自宅等にいながら医師の診察や薬の処方を受けることができる診療です(厚生労働省)。 オンラインだと診療の質が落ちるのでは? 実は、約9割の医師が、オンライン診療を取り入れることによって、患者に提供する医療全体の質は「良くなる」「どちらかといえば良くなる」「変わらない」と回答しています。 株式会社メドレー「オンライン診療の実態調査」より オンライン診療ならWeMeetがおすすめ! WeMeetの特徴 ① えらべる診療医師によるオンライン/対面診療の他、心理士によるオンラインカウンセリングがございます。体調や状況に合わせて選択していただけます。 ② ムリなく継続1分で簡単にWEB予約ができるので、24時間いつでもご予約・日程変更が可能です。お財布にやさしい保険診療で、無理なく継続できます。 \アプリDL不要・1分で予約/ ウィーミートで保険診療を予約する WeMeetでのオンライン診療の流れ WeMeetでのオンライン診療の流れをご説明します。 日程を選びネットで予約 問診票の記入 医師によるオンライン診療 クレジットカードで簡単決済 お薬の受け取り(最短翌日) \アプリDL不要・1分で予約/ ウィーミートで保険診療を予約する 本記事のまとめ 本記事では、心療内科・精神科に行くのが怖い方に向けて、同じ悩みを持つ方のデータや初診の内容、服薬等について説明しました。 「行ったら終わり」などの偏見を持たれることも以前はあった心療内科・精神科ですが、人によっては早期受診することが重要なこともあります。 最後に、オンライン診療について、WeMeetの特徴や流れについてもご紹介ました。この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。 アプリのDL不要 1分で予約 夜間診察あり 診療(ビデオ通話)、お薬の服薬指導と受取が お財布に優しい保険診療で受けられます。LINE登録はこちら ウィーミート公式 心療内科・精神科のコラム