「心療内科・精神科への通院歴はバレる?」と心配な方へ【家族・友人・会社・転職・住宅ローン・保険】 ウィーミート公式 更新日 2025/02/20 「心療内科・精神科に通院していることは周囲に知られる?」 「住宅ローンや保険加入の際に不利になる?」 これは悩みを抱えて心療内科や精神科の受診を考えている方に多い疑問です。 先に結論をお伝えすると、家族や保険会社には通知・申告が必要なことがありますが、プライバシーの保護が進んだ現代では心療内科・精神科への通院が知られることはほとんどありません。 本記事では、心療内科・精神科への通院はどのように周囲に知られるのか?について、家族・友人・会社・転職・住宅ローン・保険のそれぞれのケースで詳しく解説します。 目次家族に知られるケース友人に知られるケース会社に知られるケース就職・転職・面接時に知られるケース住宅ローン申込時・生命保険加入時に知られるケース心療内科・精神科の受診を迷っている方へオンライン診療について 家族に知られるケース 家族の扶養に入っている場合、通院歴が知られる可能性があります。 具体的には、未成年・学生の方や、主婦・主夫の方で家計主の扶養に入っている場合等です。 保険診療で健康保険を利用する場合、世帯主に医療費通知書で「誰がどの病院を受診し、いくらの診療費を支払ったか」が通知されます。 ただし、家族が病院に問い合わせても、患者さんのプライバシーのためそれ以上の診療内容や個人情報が病院から伝わることはありません。 そのため、可能であれば家族に相談の上で受診した方が良いですが、家族の問題や言えない問題などがあり、どうしても不可能な場合は相談なしで受診しても問題ありません。 友人に知られるケース 日本で他人の受診歴を知る方法はありません。 自分から言わない限り、心療内科・精神科の受診歴が友人に知られることはありません。 会社に知られるケース 心療内科や精神科の通院が会社に知られることはほとんどありません。 正確には、会社の健康保険(社保)に加入している場合、通院記録はデータとして病院や健康保険組合には残るものの、病院側も組合側も正当な理由なく会社にその情報を伝えることは固く禁じられています。 そのため、不正を調査するなど法的な正当性がない場合を除き、会社に通院が知られることはほとんどないと考えても良いでしょう。例えば上司が興味で問い合わせを行ったとしても、通院情報が伝えられることはありません。 ただし、健康診断や人間ドックの際に既往歴や持病を記入すると、その結果が会社に開示されることがあります。 就職・転職・面接時に知られるケース インターネットでは転職や採用面接などで知られるという声を見かけますが、結論として転職や採用面接で通院歴が知られることはありません。 就職・転職先やエージェントなどが通院歴を知る手段はなく、自分から言わない限り知られません。 また、通院歴は個人情報のため、面接で通院歴が尋ねられることはほとんどありません。 厚生労働省のガイドラインでは、精神疾患に関する質問は原則として禁止されており、企業もそれを遵守する必要があります。※ ただし、業務に大きな影響を及ぼす可能性がある業種では、質問することが許される場合があります。たとえば、パイロットがうつ病を患っている場合、業務中に事故を引き起こすリスクが高まるため、疾患に関する質問が許される可能性があります。 住宅ローン申込時・生命保険加入時に知られるケース 住宅ローンを組む際、多くの場合「団体信用生命保険(団信)」への加入が原則必要となりますが、団信では「3年以内の通院歴(病歴)があるか」という点で審査がなされることが多いです。 また、生命保険でも同様に「5年以内の通院歴(病歴)があるか」という点で審査がされることが多いです。 したがって、住宅ローンの申し込みや生命保険への加入時には、3〜5年程度の通院歴・病歴を自己申告しなければならず、心療内科・精神科への通院歴が知られます。 また、申し込み時に通院歴を隠した場合、告知義務違反となり保障を受けられなくなることがあります。住宅ローンでは借主に万一のことがあった場合にローンが遺族に残り、生命保険では保険金を受け取れないリスクがあります。 告知義務違反のおそれがある場合、保険会社は契約者の過去の既往歴等に関する資料提出を依頼したり、契約者の同意のもとで医療機関と連携してカルテの確認をすることがあり、そこで通院歴が知られるリスクがあります。 対策としてワイド団信への加入などが挙げられますが、詳しくは以下の記事で紹介しています。 心療内科・精神科を受診するデメリットと対策【保険・住宅ローン・転職】 心療内科・精神科の受診を迷っている方へ 以上のように、家族や保険会社に知られるリスクがあるものの、プライバシーの保護が進んだ現代では心療内科・精神科への通院が知られることはほとんどありません。悩みがありながら友人や会社に知られるのではないかと躊躇している方は、ぜひ受診を検討してみてください。 それでも初診はハードルが高いものです。どのような人が初診に行くべきか?については次の記事で紹介しているため、参考にしてください。 心療内科・精神科に行くべき人とは?基準となる症状を解説【行ってはいけない人は?】 また、どうしても家族に通院を知られたくない方は、自費診療を受ける手段もあります。 治療にハードルを感じる場合、自費診療では心理カウンセリングという選択肢もあり、医師やカウンセラーに心の悩みを打ち明けて相談することができます。 ただし、いずれにしても自費診療の場合診療費やお薬代が100%自己負担となることに注意しましょう。 職場に知られずに通う時間を確保するのが難しい方や通院にハードルを感じる方にはオンライン診療もおすすめです。最後にオンライン診療について簡単にご案内します。 オンライン診療について オンライン診療とは? スマートフォンやタブレット、パソコンなどを使って、自宅等にいながら医師の診察や薬の処方を受けることができる診療です(厚生労働省)。 オンラインだと診療の質が落ちるのでは? 実は、約9割の医師が、オンライン診療を取り入れることによって、患者に提供する医療全体の質は「良くなる」「どちらかといえば良くなる」「変わらない」と回答しています。 株式会社メドレー「オンライン診療の実態調査」より オンライン診療ならWeMeetがおすすめ! WeMeetの特徴 ① えらべる診療医師によるオンライン/対面診療の他、心理士によるオンラインカウンセリングがございます。体調や状況に合わせて選択していただけます。 ② ムリなく継続1分で簡単にWEB予約ができるので、24時間いつでもご予約・日程変更が可能です。お財布にやさしい保険診療で、無理なく継続できます。 \アプリDL不要・1分で予約/ ウィーミートで保険診療を予約する WeMeetでのオンライン診療の流れ WeMeetでのオンライン診療の流れをご説明します。 日程を選びネットで予約 問診票の記入 医師によるオンライン診療 クレジットカードで簡単決済 お薬の受け取り(最短翌日) \アプリDL不要・1分で予約/ ウィーミートで保険診療を予約する 本記事のまとめ 本記事では、心療内科・精神科への通院が周囲にどのように知られるのか?について、家族・友人・会社・転職・住宅ローン・保険のそれぞれのケースで解説しました。 通院歴は家族や保険会社に知られるリスクがあるものの、悩みを感じている場合にはハードルを感じず受診することが重要です。 最後に、ハードルを下げる1つの選択肢としてオンライン診療の紹介をしました。本記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。 アプリのDL不要 1分で予約 夜間診察あり 診療(ビデオ通話)、お薬の服薬指導と受取が お財布に優しい保険診療で受けられます。LINE登録はこちら ウィーミート公式 心療内科・精神科のコラム