統合失調症(症状・治療・オンライン診療) ウィーミート院長ベトリッジ クリス先生精神科医 更新日 2025/05/18 統合失調症の診察予約〜お薬の処方がオンライン完結で可能なクリニックWeMeet(ウィーミート)。保険適用・24時間簡単予約・最短当日診療。本記事で紹介する症状でお悩みの方に、統合失調症の治療法・オンライン診療についてご紹介します。 目次統合失調症とは統合失調症の症状統合失調症の原因統合失調症で病院に行く基準統合失調症の治療統合失調症のオンライン診療オンライン診療について \アプリDL不要・1分で予約/ ウィーミートで保険診療を予約する 統合失調症とは 統合失調症は、考えや感情を整理し、現実を認識する機能に異常が生じる精神疾患です。現実と認識の間に歪みが生じて、幻覚や妄想、意欲の喪失、認知機能障害などの症状が生じます。 日本では約100人に1人の割合で発症すると言われています。 発症の期間は様々で、突然症状が現れる(急性)、数日〜数週間で症状が進行する(亜急性)、数年をかけて徐々に症状が現れる(緩徐進行)ことがあります。 統合失調症の症状 陽性症状 陽性症状とは、本来ないはずの精神的な体験や行動が現れる症状に歪みが生じる症状のことです。脳内のドーパミンが過剰になることが原因と考えられており、具体的には以下のものがあります。 妄想(明らかに誤った内容に確信を持っている症状) 被害妄想 例)「監視されている」「盗聴されている」と強く思い込む 関係妄想 例)テレビやメディア、他人が自分のことを言っていると感じる 幻覚(実在しないものを知覚する症状) 幻聴(最も一般的) 例)現実には何も起きていないが悪口を言われている声がする 例)命令する声が聞こえる 例)過剰に独り言を言っている、にやにやしている 陰性症状 陰性症状とは、感情的または社会的な機能が低下したり、失われたりする症状のことです。脳内のドーパミンの伝達低下や脳の前頭前野の機能低下などが関係していると考えられており、具体的には以下のものがあります。 感情鈍麻(感情表現や共感の喪失) 例)表情がない 例)目が合わない 例)喜怒哀楽の反応が鈍い 思考・語彙の貧困 例)会話が単調で、言葉の繰り返しが多い 例)語彙や言葉数が少なく、内容が乏しい 快感・意欲の消失 例)以前意欲のあった対象から興味がなくなり、目的のない活動に時間を使う 非社交性 例)他者とコミュニケーションをとらない 認知機能障害 記憶力、集中力、判断力、計画力、把握力、問題解決能力の欠如を指します。 例)本が読めない 例)物語のストーリーが追えない 例)他人の考えが理解できない 例)複雑な作業ができない 統合失調症の原因 統合失調症の原因ははっきりとわかっていませんが、神経伝達物質のバランスが崩れ、特にドーパミンの分泌や伝達が過剰に多い・少なくなることが直接的な原因と考えられています。 統合失調症は、遺伝的な脆弱性(生まれつきの体質)に、環境的・心理的ストレスが重なって発症する多因子性疾患と考えられています。 統合失調症で病院に行く基準 統合失調症では、特に幻覚や妄想の症状が本人にとっては現実と感じられるため病気に気づくことが難しいと考えられています。 自分は確信していても周囲の人が否定するときには、幻覚や妄想の可能性を考える必要があります。また、周囲の人のサポートも重要です。 統合失調症は適切な治療と支援によって回復が可能な病気です。特に次のような場合には医療機関を受診しましょう。 特徴的な症状(妄想、幻覚、支離滅裂な発言、支離滅裂な行動、陰性症状)が2週間以上続いている 症状によって日常生活に支障が生まれている 統合失調症の治療 薬物療法 抗精神病薬 抗精神病薬は、統合失調症の治療薬として開発されたお薬です。神経伝達物質であるドーパミンの分泌・伝達・働きに作用します。 統合失調症では脳内のドーパミン過剰・ドーパミン不足が生じている部位系統に応じてそれぞれの症状が生じると考えられているため、症状に応じて適切な抗精神病薬を服薬することが重要になります。 また、症状が治ってからも抗精神病薬の服用を継続することで、再発のリスクを抑えることができます。継続して服薬することが重要です。 その他のお薬 不安・抑うつ気分・睡眠障害が見られる場合、一時的に症状を和らげるために抗不安薬・抗うつ薬・睡眠薬が処方されることがあります。 非薬物療法 心理教育 心理教育は、病気について症状や治療方法の正しい知識を患者さんに伝えることを指します。 特に統合失調症は、患者さん本人やその家族が理解して受け入れることが重要といえます。 認知行動療法(精神療法) 認知行動療法(CBT)を通じて、認知(物事の考え方や受け取り方)の偏りを見直して、問題解決を手助けする手法が取られることもあります。 精神科リハビリテーション 精神科リハビリテーションは医療機関で実施されるデイケア、作業療法、SST(生活技能訓練)、心理教育などのプログラムです。 デイケア、作業療法、SST(生活技能訓練)、心理教育などのプログラムがあり、病気による生活のしづらさを改善し、支障のない日常生活・社会生活の支援を行う目的で実施されます。 統合失調症のオンライン診療 統合失調症はオンライン診療で治療が受けられます。WeMeetでも症状に対応しています。 特に次のような方にとって選択肢の一つとなります。 ・病院でうまく話せるか不安な方・通院時間や予約を取るのが難しい方・周囲の人に通院を知られたくない方・病院に行くことに抵抗を感じる方 オンライン診療では基本的に保険適用で薬物療法・非薬物療法両方での治療が可能です。詳細はクリニックに確認しましょう。 ※ オンライン診療では初診から麻薬や向精神薬(抗不安薬・抗うつ剤・睡眠薬の一部など)を処方することはできません。 ※ 次の場合は対面診療をお勧めする場合があります。 ・自傷・他害のおそれが強くある場合・身体疾患が強く出ている場合・重度の症状の場合 オンライン診療について オンライン診療とは? スマートフォンやタブレット、パソコンなどを使って、自宅等にいながら医師の診察や薬の処方を受けることができる診療です(厚生労働省)。 オンラインだと診療の質が落ちるのでは? 実は、約9割の医師が、オンライン診療を取り入れることによって、患者に提供する医療全体の質は「良くなる」「どちらかといえば良くなる」「変わらない」と回答しています。 株式会社メドレー「オンライン診療の実態調査」より オンライン診療ならWeMeetがおすすめ! WeMeetの特徴 ① えらべる診療医師によるオンライン/対面診療の他、心理士によるオンラインカウンセリングがございます。体調や状況に合わせて選択していただけます。 ② ムリなく継続1分で簡単にWEB予約ができるので、24時間いつでもご予約・日程変更が可能です。お財布にやさしい保険診療で、無理なく継続できます。 WeMeetでのオンライン診療の流れ WeMeetでのオンライン診療の流れをご説明します。 日程を選びネットで予約 問診票の記入 医師によるオンライン診療 クレジットカードで簡単決済 お薬の受け取り(最短翌日) \アプリDL不要・1分で予約/ ウィーミートで保険診療を予約する WeMeetで対応可能な疾患・症状 うつ病 双極性障害(躁うつ病) 適応障害 睡眠障害 摂食障害 PTSD(心的外傷後ストレス障害) パニック障害 強迫性障害 社交不安障害(SAD) 全般性不安障害(GAD) 自律神経失調症 ADHD アプリのDL不要 1分で予約 夜間診察あり 診療(ビデオ通話)、お薬の服薬指導と受取が お財布に優しい保険診療で受けられます。LINE登録はこちら ウィーミート院長ベトリッジ クリス先生精神科医 心療内科・精神科のコラム