社交不安障害[社会恐怖・SAD](症状・治療・オンライン診療) ウィーミート院長ベトリッジ クリス先生精神科医 更新日 2025/05/18 社交不安障害の診察予約〜お薬の処方がオンライン完結で可能なクリニックWeMeet(ウィーミート)。保険適用・24時間簡単予約・最短当日診療。本記事で紹介する症状でお悩みの方に、社交不安障害の治療法・オンライン診療についてご紹介します。 目次社交不安障害とは社交不安障害の症状社交不安障害の原因社交不安障害で病院に行く基準社交不安障害の治療社交不安障害のオンライン診療オンライン診療について \アプリDL不要・1分で予約/ ウィーミートで保険診療を予約する 社交不安障害とは 社交不安障害(社交恐怖・社会恐怖・社会不安障害・SAD)は不安障害の一種で、人から注目される状況において過度の恐怖や不安を感じる精神疾患です。一般的に対人緊張、赤面症、あがり症などとして知られている症状も含まれます。 また、不安を感じる状況を積極的に避ける回避行動が見られることもあります。 社交不安障害の世界的な有病率は2~5%程度で、発症年齢の中央値は13歳前後と言われています。 社交不安障害の症状 症状が起きやすい場面 人前で話す場面(発表・プレゼンなど) 人目に触れる場所での飲食、会食 初対面の人との雑談 具体的な症状 強い恐怖・不安・緊張 手や声の震え 赤面 発汗 動悸 呼吸困難 口が渇く 気が遠くなる 回避行動 社交不安障害の原因 社交不安障害の原因ははっきりとわかっていませんが、神経伝達物質のバランスが崩れ、気分や情動を調整するセロトニンや、報酬や快感に関わるドーパミンの分泌や伝達に異常が発生することが直接的な原因と考えられています。 背景として、遺伝的要因や性格的要因(内気、心配性など)、環境的要因が考えられています。 社交不安障害で病院に行く基準 内気で人前で話をするのが苦手なだけでは社交不安障害とは言えません。 特定の場面で(特に身体的な)症状が強く出たり、回避行動を繰り返すなど日常生活に支障をきたしていることが社交不安障害の診断の基準となります。 社交不安障害は放置するとうつ病、パニック障害などを併発する可能性が高くなると言われているため、症状が現れている場合は早期受診が重要です。 心療内科・精神科の初診について【流れ・話すこと・聞かれることを解説】 社交不安障害の治療 薬物療法 社交不安障害では、薬物療法は根本的な治療ではありません。精神療法(非薬物療法)と組み合わせて、症状の軽減やコントロール、悪循環の解消の目的で用いられます。 抗うつ剤 抗うつ剤は、脳内の神経伝達物質(セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミン)を増加・調節するお薬で、抑うつ気分、意欲低下、興味の喪失などの改善に効果があります。 SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)・SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)・NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動薬)・三環系・四環系などの種類があり、症状に応じて処方が決まります。 抗うつ剤は抗不安薬などに比べると副作用が非常に弱いことが特徴です。耐性・依存性の問題も低いため、うつ病だけでなく不安に関する様々な精神疾患の治療に使われています。 社交不安障害の治療では、SSRI・SNRIを中心とした抗うつ剤による治療が有効です。 抗不安薬(精神安定剤) 抗不安薬(精神安定剤)は、不安や緊張を和らげるお薬です。催眠、筋弛緩などの作用も持ち、震えなどの身体的症状にも効果があります。また、作用時間によって短時間型〜超長時間型の分類があります。これらの作用の種類・時間・強さによって適切なお薬が処方されます。 ただし、抗不安薬は依存性が高く耐性がつきやすいため、他のお薬や非薬物療法とともに一時的に症状を和らげる目的で使われる傾向にあります。 社交不安障害の治療では、抗うつ剤の効果が出るまでの数週間、症状を和らげるために一時的に用いられることがあります。 非薬物療法 社交不安障害の治療には認知行動療法などが有効です。 認知行動療法(CBT)とは、認知(物事の考え方や受け取り方)の偏りを見直し、問題解決を手助けする方法です。 例えば、不安の原因となっている「失敗したらみんなに笑われるんじゃないか」などの認知を、より現実的な考えや判断ができるように修正していくことが挙げられます。 社交不安障害のオンライン診療 社交不安障害はオンライン診療で治療が可能です。WeMeetでも症状に対応しています。 特に次のような方にとって選択肢の一つとなります。 ・病院でうまく話せるか不安な方・通院時間や予約を取るのが難しい方・周囲の人に通院を知られたくない方・回避行動で外出するのが怖い方 オンライン診療では基本的に保険適用で薬物療法・非薬物療法両方での治療が可能です。詳細はクリニックに確認しましょう。 ※ オンライン診療では初診から麻薬や向精神薬(抗不安薬・抗うつ剤・睡眠薬の一部など)を処方することはできません。 ※ 次の場合は対面診療をお勧めする場合があります。 ・自傷・他害のおそれが強くある場合・身体疾患が強く出ている場合・重度の症状の場合 オンライン診療について オンライン診療とは? スマートフォンやタブレット、パソコンなどを使って、自宅等にいながら医師の診察や薬の処方を受けることができる診療です(厚生労働省)。 オンラインだと診療の質が落ちるのでは? 実は、約9割の医師が、オンライン診療を取り入れることによって、患者に提供する医療全体の質は「良くなる」「どちらかといえば良くなる」「変わらない」と回答しています。 株式会社メドレー「オンライン診療の実態調査」より オンライン診療ならWeMeetがおすすめ! WeMeetの特徴 ① えらべる診療医師によるオンライン/対面診療の他、心理士によるオンラインカウンセリングがございます。体調や状況に合わせて選択していただけます。 ② ムリなく継続1分で簡単にWEB予約ができるので、24時間いつでもご予約・日程変更が可能です。お財布にやさしい保険診療で、無理なく継続できます。 WeMeetでのオンライン診療の流れ WeMeetでのオンライン診療の流れをご説明します。 日程を選びネットで予約 問診票の記入 医師によるオンライン診療 クレジットカードで簡単決済 お薬の受け取り(最短翌日) \アプリDL不要・1分で予約/ ウィーミートで保険診療を予約する WeMeetで対応可能な疾患・症状 うつ病 双極性障害(躁うつ病) 適応障害 睡眠障害 摂食障害 PTSD(心的外傷後ストレス障害) パニック障害 強迫性障害 社交不安障害(SAD) 全般性不安障害(GAD) 自律神経失調症 ADHD アプリのDL不要 1分で予約 夜間診察あり 診療(ビデオ通話)、お薬の服薬指導と受取が お財布に優しい保険診療で受けられます。LINE登録はこちら ウィーミート院長ベトリッジ クリス先生精神科医 心療内科・精神科のコラム