摂食障害[拒食・過食](症状・治療・オンライン診療) ウィーミート院長ベトリッジ クリス先生精神科医 更新日 2025/05/18 摂食障害の診察予約〜お薬の処方がオンライン完結で可能なクリニックWeMeet(ウィーミート)。保険適用・24時間簡単予約・最短当日診療。本記事で紹介する症状でお悩みの方に、摂食障害の治療法・オンライン診療についてご紹介します。 目次摂食障害とは摂食障害の症状摂食障害の原因摂食障害で病院に行く基準摂食障害の治療摂食障害のオンライン診療オンライン診療について \アプリDL不要・1分で予約/ ウィーミートで保険診療を予約する 摂食障害とは 摂食障害とは、食事の量や食べ方などの食行動に異常が継続し、体重や体型の捉え方を中心に心身に影響を及ぼす疾患の総称です。 主に10〜20代の若年層、女性に多く見られます。日本では年間で20万人程度が医療機関を受診しています。 代表的な摂食障害には、神経性やせ症(拒食症)、神経性過食症(過食症)、過食性障害の3つがあります。 神経性やせ症(拒食症) 極端な食事制限により低体重を維持し、体重増加への強い恐怖を感じたり、自分がやせているのに太っていると認識する病気です。 ただし、神経性やせ症の方に食欲がないわけではありません。食事制限に加えて、過食して嘔吐・下剤の使用を試みることもあります。 神経性過食症 食のコントロールができず頻繁に過食をしてしまい、後悔して嘔吐・下剤の使用によって食べたものを排出する行動が見られる疾患です。 症状が外見から判断しづらく、周囲が気づきにくいことも特徴です。 過食性障害 制御不能な過食と、自己嫌悪や罪悪感が特徴の疾患です。神経性過食症との違いは過食後の代償行動(嘔吐・下剤使用など)を伴わないことで、肥満を併発することも多いです。 ここでの過食は、短時間で制御不能という性質が特徴です。 摂食障害の症状 食事・体型に関する症状 食事量やカロリーの極端な制限 絶食行動 自己制御できない過食行動 意図的な嘔吐 過剰な下剤の使用 利尿剤ややせ薬の不適切な使用 過度な運動 ボディイメージの歪み 体重増加への恐怖 強いやせ願望 食物への執着的思考 精神的症状 抑うつ状態 不安 気分の波 自身の喪失 性欲減退 やる気の低下 集中力の低下 不安症状 強迫症状 身体的症状 大幅な体重の減少・増加 無月経、不規則な月経 むくみ 腹部膨満 皮膚の乾燥 吐きダコ 胃部不快感 便秘 疲労感 冷え性 摂食障害の原因 摂食障害の原因ははっきりとわかっていませんが、生物学的要因、心理的要因、環境的要因が複雑に影響していると考えられており、ストレスも関係しているとされています。 摂食障害で病院に行く基準 摂食障害は栄養などの身体的な問題に強く影響します。栄養障害や嘔吐などによる身体合併症は時に命に関わることもあるため、早期に治療を受けることが重要です。 また、精神的な問題につながることもあります。具体的には不安障害やうつ、発達障害などの精神症状を併発することもあります。 特に神経型やせ症の方は恐怖や自己認識のずれから、神経性過食症の方は「やけ食い」と判断するあまり、病気の判断が難しいこともあります。 上に挙げた症状が見られる場合や日常生活に支障をきたしている場合、周囲の方から指摘を受けた場合など、迷ったら抵抗を感じず受診をしてみてください。 摂食障害は治療が可能な病気です。低栄養が進むほど治療が難しくなるため、早期受診が重要です。 摂食障害の治療 薬物療法 患者さんの症状を見て、医師が適切なお薬を処方します。例えば抗うつ剤や抗不安薬などが用いられることがありますが、薬物療法だけでは根本的な解決が難しく、後に紹介する非薬物療法と組み合わせて治療が行われることがほとんどです。 抗うつ剤 抗うつ剤は、脳内の神経伝達物質(セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミン)を増加・調節するお薬で、抑うつ気分、意欲低下、興味の喪失などの改善に効果があります。 SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)・SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)・NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動薬)・三環系・四環系などの種類があり、症状に応じて処方が決まります。 抗うつ剤は抗不安薬などに比べると副作用が非常に弱い傾向が見られます。耐性・依存性の問題も低いため、うつ病だけでなく不安に関する様々な精神疾患の治療に使われています。 抗うつ剤が過食嘔吐を減らす効果があると言われていますが、長期の効果は不明です。 抗不安薬(精神安定剤) 抗不安薬(精神安定剤)は、不安や緊張を和らげるお薬です。催眠、筋弛緩などの作用も持ち、震えなどの身体的症状にも効果があります。また、作用時間によって短時間型〜超長時間型の分類があります。これらの作用の種類・時間・強さによって適切なお薬が処方されます。 ただし、抗不安薬は依存性が高く耐性がつきやすいため、他のお薬や非薬物療法とともに一時的に症状を和らげる目的で使われる傾向にあります。 不安症状が強い場合に一時的に処方されることがあります。 非薬物療法 心理教育 心理教育は、病気について症状や治療方法の正しい知識を患者さんに伝えることを指します。 また、食事習慣の改善も目指します。規則正しい食生活を送るため、生活リズムを相談しながら決定します。 認知行動療法(精神療法) 認知行動療法(CBT)を通じて、認知(物事の考え方や受け取り方)の偏りを修正し、問題解決を手助けする手法が取られることもあります。 認知行動療法を通じて、食事や体型に関する考え方の見直しを行います。 摂食障害のオンライン診療 摂食障害はオンライン診療で治療が可能です。WeMeetでも症状に対応しています。 特に次のような方にとって選択肢の一つとなります。 ・病院でうまく話せるか不安な方・通院時間や予約を取るのが難しい方・周囲の人に通院を知られたくない方・病院に行くことに抵抗がある方 オンライン診療では基本的に保険適用で薬物療法・非薬物療法両方での治療が可能です。詳細はクリニックに確認しましょう。 ※ オンライン診療では初診から麻薬や向精神薬(抗不安薬・抗うつ剤・睡眠薬の一部など)を処方することはできません。 ※ 次の場合は対面診療をお勧めする場合があります。 ・自傷・他害のおそれが強くある場合・身体疾患が強く出ている場合・重度の症状の場合 オンライン診療について オンライン診療とは? スマートフォンやタブレット、パソコンなどを使って、自宅等にいながら医師の診察や薬の処方を受けることができる診療です(厚生労働省)。 オンラインだと診療の質が落ちるのでは? 実は、約9割の医師が、オンライン診療を取り入れることによって、患者に提供する医療全体の質は「良くなる」「どちらかといえば良くなる」「変わらない」と回答しています。 株式会社メドレー「オンライン診療の実態調査」より オンライン診療ならWeMeetがおすすめ! WeMeetの特徴 ① えらべる診療医師によるオンライン/対面診療の他、心理士によるオンラインカウンセリングがございます。体調や状況に合わせて選択していただけます。 ② ムリなく継続1分で簡単にWEB予約ができるので、24時間いつでもご予約・日程変更が可能です。お財布にやさしい保険診療で、無理なく継続できます。 WeMeetでのオンライン診療の流れ WeMeetでのオンライン診療の流れをご説明します。 日程を選びネットで予約 問診票の記入 医師によるオンライン診療 クレジットカードで簡単決済 お薬の受け取り(最短翌日) \アプリDL不要・1分で予約/ ウィーミートで保険診療を予約する WeMeetで対応可能な疾患・症状 うつ病 双極性障害(躁うつ病) 適応障害 睡眠障害 摂食障害 PTSD(心的外傷後ストレス障害) パニック障害 強迫性障害 社交不安障害(SAD) 全般性不安障害(GAD) 自律神経失調症 ADHD アプリのDL不要 1分で予約 夜間診察あり 診療(ビデオ通話)、お薬の服薬指導と受取が お財布に優しい保険診療で受けられます。LINE登録はこちら ウィーミート院長ベトリッジ クリス先生精神科医 心療内科・精神科のコラム