強迫性障害(症状・治療・オンライン診療) ウィーミート院長ベトリッジ クリス先生精神科医 更新日 2025/05/18 強迫性障害の診察予約〜お薬の処方がオンライン完結で可能なクリニックWeMeet(ウィーミート)。保険適用・24時間簡単予約・最短当日診療。本記事で紹介する症状でお悩みの方に、強迫性障害の治療法・オンライン診療についてご紹介します。 目次強迫性障害とは強迫性障害の症状強迫性障害の原因強迫性障害で病院に行く基準強迫性障害の治療強迫性障害のオンライン診療オンライン診療について \アプリDL不要・1分で予約/ ウィーミートで保険診療を予約する 強迫性障害とは 強迫性障害は、頭に浮かんで離れない考えや心配(強迫観念)を打ち消すために、同じ行動(強迫行為)を繰り返してしまう疾患です。 例えば、手を洗う、鍵がかかっているかを確認する、誰かに誤って危害を加えたのではないかと心配する、などを繰り返す症状が挙げられます。 本人も不合理と認識しながらも制御できないことが特徴で、日常生活に支障をきたしている状態を指します。 強迫性障害の症状 汚染恐怖 (強迫観念)汚れ・細菌・不潔さに対する恐怖・不安 (強迫行為)過剰手洗い、入浴、洗濯、ドアノブや手すりを触らない 確認強迫 (強迫観念)やり忘れの不安 (強迫行為)戸締まり、ガス栓、電気器具のスイッチの過剰確認 加害の心配行為 (強迫観念)誰かに危害を加えたかもしれないという不安 (強迫行為)新聞やテレビを過剰に見たり、警察や周囲の人に確認したりする 儀式行為 (強迫観念)恐ろしいことが起きるという漠然とした不安 (強迫行為)常に自分の決めた同じ手順で家事、仕事、習慣を行う 数字へのこだわり (強迫観念)恐ろしいことが起きるという漠然とした不安 (強迫行為)不吉な数字・幸運な数字へのこだわり 物の配置、対称性などへのこだわり (強迫観念)恐ろしいことが起きるという漠然とした不安 (強迫行為)物の配置、対称性などへのこだわり 強迫性障害の原因 強迫性障害の原因ははっきりとわかっていませんが、神経伝達物質のバランスが崩れ、気分や情動を調整するセロトニンや、報酬や快感に関わるドーパミンの分泌や伝達に異常が発生することが直接的な原因と考えられています。 背景として、遺伝的要因や環境的要因が考えられています。几帳面・神経質な性格特性の影響も指摘されています。 強迫性障害で病院に行く基準 強迫性障害では、上に挙げた強迫症状が日常生活に支障をきたしている場合に医療機関の受診を検討しましょう。 具体的には、以下のような場合が挙げられます。 強迫行為による時間的ロス 約束や予定に遅れるなどのスケジュール障害 回避行動 強迫観念・行為による心身の疲労蓄積 家族や周囲の人への確認要求や行動の強要 周囲の人を巻き込んだ儀式的行為 人間関係の悪化 強迫症状を発症して受診するまでに時間がかかる方も多いですが、強迫性障害は一時的な安心感の追求という負の連鎖の症状であるため、早期受診をすることが重要です。 強迫性障害の治療 薬物療法 抗うつ剤 薬物療法では、抗うつ剤が主に用いられます。ただし、薬物療法は根本的な治療ではありません。精神療法(非薬物療法)と組み合わせて、症状の軽減やコントロール、悪循環の解消の目的で用いられます。 抗うつ剤は、脳内の神経伝達物質(セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミン)を増加・調節するお薬で、抑うつ気分、意欲低下、興味の喪失などの改善に効果があります。 SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)・SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)・NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動薬)・三環系・四環系などの種類があり、症状に応じて処方が決まります。 抗うつ剤は抗不安薬などに比べると副作用が弱い傾向が見られます。耐性・依存性の問題も低いため、うつ病だけでなく不安に関する様々な精神疾患の治療に使われています。 強迫性障害の治療では、SSRIを中心とした抗うつ剤による治療が有効です。また、不安の症状が強い場合は抗不安薬や抗精神病薬を一時的に用いる場合もあります。 非薬物療法 強迫性障害の非薬物療法では、曝露反応妨害法(認知行動療法の一つ)が効果的な治療法です。 例えば、汚染恐怖の場合では不潔と感じるものに触れた後に手洗いを我慢する、施錠後に確認のために戻らずにそのまま外出するなど、強迫観念を引き起こす状況に意図的に自分を晒し、強迫行為を我慢することで、一時的な安心感の追求という負の連鎖を断ち切る目的です。 強迫性障害のオンライン診療 強迫性障害はオンライン診療で治療が可能です。WeMeetでも症状に対応しています。 特に次のような方にとって選択肢の一つとなります。 ・病院でうまく話せるか不安な方・通院時間や予約を取るのが難しい方・周囲の人に通院を知られたくない方 オンライン診療では基本的に保険適用で薬物療法・非薬物療法両方での治療が可能です。詳細はクリニックに確認しましょう。 ※ オンライン診療では初診から麻薬や向精神薬(抗不安薬・抗うつ剤・睡眠薬の一部など)を処方することはできません。 ※ 次の場合は対面診療をお勧めする場合があります。 ・自傷・他害のおそれが強くある場合・身体疾患が強く出ている場合・重度の症状の場合 オンライン診療について オンライン診療とは? スマートフォンやタブレット、パソコンなどを使って、自宅等にいながら医師の診察や薬の処方を受けることができる診療です(厚生労働省)。 オンラインだと診療の質が落ちるのでは? 実は、約9割の医師が、オンライン診療を取り入れることによって、患者に提供する医療全体の質は「良くなる」「どちらかといえば良くなる」「変わらない」と回答しています。 株式会社メドレー「オンライン診療の実態調査」より オンライン診療ならWeMeetがおすすめ! WeMeetの特徴 ① えらべる診療医師によるオンライン/対面診療の他、心理士によるオンラインカウンセリングがございます。体調や状況に合わせて選択していただけます。 ② ムリなく継続1分で簡単にWEB予約ができるので、24時間いつでもご予約・日程変更が可能です。お財布にやさしい保険診療で、無理なく継続できます。 WeMeetでのオンライン診療の流れ WeMeetでのオンライン診療の流れをご説明します。 日程を選びネットで予約 問診票の記入 医師によるオンライン診療 クレジットカードで簡単決済 お薬の受け取り(最短翌日) \アプリDL不要・1分で予約/ ウィーミートで保険診療を予約する WeMeetで対応可能な疾患・症状 うつ病 双極性障害(躁うつ病) 適応障害 睡眠障害 摂食障害 PTSD(心的外傷後ストレス障害) パニック障害 強迫性障害 社交不安障害(SAD) 全般性不安障害(GAD) 自律神経失調症 ADHD アプリのDL不要 1分で予約 夜間診察あり 診療(ビデオ通話)、お薬の服薬指導と受取が お財布に優しい保険診療で受けられます。LINE登録はこちら ウィーミート院長ベトリッジ クリス先生精神科医 心療内科・精神科のコラム